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障害があってもキリマンジャロ!とオチ以上な、「ふて寝」できる本。

 
雨降りしとしと、雨音を聞きながら、ボケ〜と、読書していた。
けれども、わざわざ紹介したい新鮮な本に、出会えないなぁ・・・・・むぅ。

あ!  毒舌モードで。
寝るのが下手なメグが、「ふて寝」という睡眠本という
薬大嫌いな人でも、処方できる、
読んでいる最中に、くだらなすぎて、ふて寝しちゃうぜ。
という本をご紹介すると・・・・・・   (きっと、前にもブログで紹介している。。。)



やっぱり、、、、というか、、、ごめんなさい。。。。。



芥川賞を受賞した吉田修一の『パークライフ』


こんな内容・・・・・

公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?
スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、
地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。




こんなのが、賞を取ってしまった・・・・
自信をもって、面白くないことを、おすすめするし
これが、芥川賞をとった!!!!! っていうところで、
超個人化を語る私。

というのが、そんな陳腐なのが、そんなWEB小説が本になったりする時代性を思ったのでした。
いわゆる、社会の底が抜けた時代だ。10年ぐらい前かな。


選考委員も、団塊世代なので、雑にいうと、超個人的な「全共闘世代」です。
超個人的な、若人ならではのアッパーな気持ちで、
サッカーの試合でやるような、waveを、肩を組みながらやっちゃった。

いやいや、おもろく暴れてなんぼでしょ!

な、世代が、時代を経て、「ああ、若かったころの、おれら」のノリになる。



公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?
スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、
地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。




なんだか、すごく、つまらないイントロだった。

ほんとうに、伝えたかったのは、これまでの人生で、一番、

そんな本日、雨で冷えた心を熱くするニュースを見た。

先天的に太ももの付け根から下が欠損している男性が
キリマンジャロに、登頂した!
  というもの。







これは、たまん。
ニュースソース”両脚を失ったカナダ人男性、キリマンジャロ登頂成功”です。(←リンク!!!!!)



苦難の時こそ、
その人の、
本質が、顕わになる。




逃げては、なんも、始まらないな。ほんま。








ぜんぶが、びしょびしょです

振りまかれて、節操がない

ボードゲームとパズルと、バラエティが、競争している
ボードは、板
パズルは、迷路
パラエティは、多様

腰に色を乗けっては、いけない

ぼくらは、いちばん、
何を、恐れているのか
それに、かしづくとこで

ほんとうの本当までいきあたらずに
山を越えたつもりで、トンネルを掘る









なんだか、詩を書きながら、へたれになっている自分をも、思うわ。
日本に、流されている。。。。。
しかも、詩が詩である意味ゆえんも歴史も、少なからずも
ちょい学んできているけど、やはり、言語では、無理になっているのかな

って、本気で、思うな。


カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 22:00 | comments(0) | - | -
白川静エッセイ★「大地」@最も恐ろしいのは原子力発電の跡始末。

 
雑誌『風の旅人』で、故・白川静さんが書いたエッセイを書き起こす作業を
ちょこちょことやっている。
ブログでも何度もアップしているんだけど、ひさびさに書き起こした
「大地」を、ご紹介。

2004年4月に発行されたものです。

当時から、白川静は、最も恐ろしいものとして、
原子力発電の跡始末を語っている。





『大地』  「風の旅人」7号


地は古くは墜と書かれた。地はのちの形声の字である。
墜は今は墜落の意に用いるが、しかし本来は神の降臨するところをいう。
(中略)天に陞降する階段をいう。天地はもと通じており、神は雲にも届く階梯によって陞降した。
それで陞降の字も●に従うのである。

わが国では、地上と高天原を連ねる梯は、高木の神のように神格化された木であった。
神は柱で示されたので、一柱・二柱という。天上には神々がおり、地は天に対して存在する。
それで神の降り立つところには獣を犠牲として供え、社(土)を設けた。
高梯と犠牲(●)と社と、この三者を組み合わせたものが墜、すなわち地である。
地とは単なる地球の表面ではない。人の住む地上に、神の降り立つべきところとして
設けられた土(社)が、地の原型であった。

人々はこの墜を神を迎えるところとして、そこに神を迎えて祭った。
際とは人が神を迎え、神と接してこれを祭るところで、神人の際をいう。
墜(地)の本来の意味は、天上の神を迎える聖所であり、のちの大地の観念からいえば、
それは神と人とを繋ぐ臍である。
この臍があって、地上に神を迎え、この地を聖化することができた。
その当時、地上の大半は海であり、陸地は鬱蒼たる森林、野獣の跳梁する荒野であり、
すべてが荒ぶる神々の支配下にあった。

地上に英明なる大王が出現し、この神と人とを繋ぐ臍の緒が切れたとき、大地が生まれた。
大地とは、自然と人文との調和的な世界である。
跳梁する邪霊は影をひそめ、地上には新しい秩序がもたらされた。
天人相関の秩序が樹立されて、文明が生まれた。大地とは、自然の秩序が行われる
場所的な世界である。
大地という語の最も古い用例では、「商子」に「大地攻削せられて振はず」のように、
王の支配する地をいう。

大王の時代が過ぎて、今の地上は産業の場であり、営利の世界となった。
凡そ利のあるところに、人々は蟻に如くに集まり、利を求めては山を崩し海を埋め、
海辺は、コンクリートを流しこんで生類もろともに埋め尽くし、再生の道を絶っている。
地下の数千メートルの深さからは石油が抜きとられ、空では大地の皮膜ともいうべき
オゾン層が侵され、破壊されつつあるという。
そして最も恐ろしいものは、原子力発電の跡始末である。
処理不能の危険物が、処理不能のままで仮埋蔵されているのである。

大地はかつて歓びの世界であった。自然は美しく、人々の生活は虔ましく、穏やかであった。
「日出でて耕し、日入りて息ふ」という自然の生活であった。
しかし大地とともに生きたこのような世界は、今では夢物語に近い。

太古淳樸の世界に戻ることは、もとより不可能なことである。
しかしこのままの状態に任せていてよいということはない。
もとのように、大地を回復することが必要である。新しい大地を創成することが必要である。
自然の秩序を回復することが必要である。
とりあえず、自然の秩序に従うことが望まれる。
大地がその秩序を失うとき、生類もまた滅びるであろう。

自然は循環する。自然は無限の復原力をもつ。
もし人々の叡智がそのことに想到するならば、大地は再びそのゆたかな姿を現わすであろう。


カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 03:18 | comments(0) | - | -
インド緑化の父・杉山龍丸=夢野久作の息子

 
昨日今日と、ドコモショップに何度も足を運んでいるけど
ドコモの電話帳をipod touch に移行できなくて、こまっちんぐ!!!
ドコモショップでは他社の製品に電話帳を移行することは進めてないので。。。。。
と、あかん大賞受賞する勢いのダメ対応。
明日も、格闘だ!

さてて。夕方から、はかた百年町屋で、杉山三代の映像を見てきた。

防空壕がある町屋です。
町屋というと京都!と思うが、町屋の発祥は博多だと教わった。

201204051900000.jpg


NHKBSで放送されたものだけど、youtube にアップしてほしい!
生命の根元と、日本人の精神をもちつつ、未来を切りひらいていった
杉山茂丸ー夢野久作ー杉山龍丸 のドラマです。

前に詳しく紹介した記事のリンク

杉山龍丸さんの映像があったので、くっつきぼうし。

「インドの砂漠緑化に挑む杉山龍丸 」



杉山三代がどのように育ってきたのかがわかる興味深い映像だったんだが、

「夢野久作」の筆名は、彼の作品を読んだ父・茂丸が、
「夢の久作の書いたごたる小説じゃねー」と評したことから、
それをそのまま筆名
になったことすらしらなかった。。。。

「夢の久作」とは、九州地方の方言で、「夢想家、夢ばかり見る変人」という意味を持つ。


その後、仲間と10年は食べてないと思うジンギスカンにゴー。
野菜をもりもり食べたじぇ。

201204052155000.jpg








人間は、知性をもち、自分を制約し
自分をおろそかにし、自分を傲慢にし、自分を卑下し
そして、堕落する

自由を諦めて
自己嫌悪して、自分を消して、弱気なこだわりで
目覚めよ
今すぐ、誰にも遠慮することなく
拓け
暴れて
舐めるように、傷つけて

自分が、できないと、思っていることこそ
責任を、課される





カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 23:58 | comments(0) | - | -
頭山満と出口王仁三郎の対談(昭和10年)のご紹介

 
兄弟分の合ちゃんの旧友4名、みんなお医者さん と、ごはんを食べてきた。
医者業界のレアな話も聞けて、おごっそうさんです。

さてて。面白い記事を発見。
昭和10年の雑誌の記事だわん。

頭山満氏・出口王仁三郎氏・縦横談

(『キング』昭和10年5月号)

明治から昭和戦前までの80年間の日本を動かしていた最大の黒幕・リーダーは一体誰なのか。
その1つの答えは
頭山満であるといわれる。なぜ、頭山がかくも力を持ったのか。
日本一の大人物とあがめられたのか。よくも悪くも頭山をタブー視せず、徹底直視、徹底解剖して、アウフヘイベンし、止揚しなければ、戦前の日本ンは見えてこないし、
21世紀の新しい新しい地平は開けてこない。
今にわかに注目の大川周明以上に・・。この雑誌対談は東西の2大巨人・虚人の
抱腹絶倒の座談会であり、縦横無尽の日本偉人論・リーダー論でもあるので、紹介する。



左から>出口王仁三郎、頭山満、右側は内田良平??



金に欲が出ると損をする
 
記者 それはそれとして、古典など随分お読みになりましたか。
出口 読みました。十三歳から四十頃まで、初めは祖母から学び、青年時代に
は岡田惟平といふ国学の大家が直ぐ隣りに居られためで、仕事のひまく
に教へて貰ひ、その後は殆ど独学ですが、無茶苦茶に読みました。
記者 歌などもお詠みになるのですね。
出口 一日に千首位も作ったことがあります。寝しなに三百首位。
記者 碁将棋は頭山先生など随分お強いやうですが。
出口 碁将棋は、やったことがすぐ消えてなくなる、あんな無駄なことはやり
ません。
頭山 こりゃ負けた。ハ、、、。
記者 形は消えるが修養となって頭に残るといふこともありますね。
出口 あれは、どうも耽り過ぎる。
記者 先生の『偉いな』と御思ひの人は。
出口 西郷南洲だけ。その他は皆同じやうな人ですな。
記者 西郷さんのどんなところが……。
出口 何となく好きです。あの城山で、自分が戦争に負けて切腹するといふ場
合にありながら、官軍の兵隊が自分達に勝ったのを見て、これで日本は安
心だというた大きい心持。
記者 偉くなるといふことには『運』も関係して居りませうか。
出口 運とは運ぶといふこと。結局自分の働きがないことには何にも出来ない。
記者 金はどうなさいます。
出口 ありもせぬが不自由もしない。金はありたけ皆出します。溜めると後が
来ません。十円費へば百円くる。百円使へば千円来る。随分苦しかつた
こともありますが、いざとなると結局出来て来ます。天意です。だから
入って来たもの全部を費ひます。神殿とか神園とか形のものは残って居
りますが、金は残しません。
記者 仕事に注ぎ込まれるのですね。
出口 金を持たうとすると結局損をする。これは私の何十年の体験です。



汝の信仰、汝を癒やす
 
記者 大本教といふ言葉は何処からお取りになったのですか。
出口 私のいふのは皇道大本。それを世間で大本といふのです。近頃皇道とい
ふ言葉がはやり出したが、私は前から言つとる、大本を宗教として届けろ
といふのだが、皇道は宗教ではない。
記者 それは所謂宗教ではないかも知れませんが、おやりになって居ることの
根本は、宗教といっても差支へないでせう。
出口 強ひて云へば治教、即ち世の中を治める教へです。
 
記者 病気などお癒Lになるといひますが…
出口 あれは私が癒すのではない、自分が癒すのです。『汝の信仰、汝を癒やす』
です。病体は、医者によらねばならぬが、病気は、気の病だから自分が
癒るといふ気になれば癒ります。私に病気が癒るかといふから、癒る
といふと、それでなはる気になる。その信仰でなはすのです。で、私
なども人の風邪はなはしてやれるが、自分の風邪はなはらない。自分
は自分を信用しないから……。
 
記者 長寿法といふやうなことは。
出口 人の一生、長いといっても大したことはない。それよりは人の五倍十倍
の仕事をする。さうすると五人分、十人分生きたことになる。これが私
の長寿法。
 
記者 頭山先生、先生は金については何うお考へですか。
頭山 『焚くほどは風が持て来る落葉かな』トトー
記者 最後に何か、現代青年の薬になるやうなお言葉を。
頭山 国と自分とに絶対に信念を持って、
 すこぶる廉潔にやってくれるといいと思ふ。



上記が乗っているサイトのリンク









うまれたての赤ん坊のような
まっさらな眼差しで、この世に斬り込む

それから、なんとなく鳴いてみて
歌ってみて
うらびれるときもあり
ひとりで、ひとりぼっちで、寝ころんで

上には、空があり
下には、地があり

うまれるまえの赤子のように
その、名、を取り戻せ

振り返るときに、誰かを求め
誰かが、ふっと、俺をみてくれる
なんて、吐息にのせて、あの世へ飛ばして

許しを請うなら、先に、血を吐け
情緒に酔うなら

いざ、己の戦慄に
咲き乱れ










カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 23:57 | comments(0) | - | -
爆弾低気圧と津波を思いつつ。。。『海 〜晦冥の世界〜@白川静』

 
爆弾低気圧が、去っていった。
33都府県で3人が死亡、239人が負傷(33人は重傷)とは、ほんとに爆弾だわ。
福岡も大風びゅ〜んびゅ〜んだったので、お散歩に行くほかは、おとなしくお家におりました。

でも、嵐の吹きすさぶ寂れた漁港が、大好物。

自然の恐ろしさ美しさ、そこに生きる人たちの生命の力強さが感じられるから。


そんな只今のBGMは、ベタだけど、やはり、素晴らしいレディオヘッド。

Radiohead - Pyramid Song





今だから、海。白川静を、書き起こし。



海 〜晦冥の世界    <『風の旅人』2003年2号>


古代の人々にとっては、その住む地域のみが、現実の世界であった。
その山川の姿や森の茂みは、みなわが保護霊の住むところであり、生活の支えであった。
そして自らをとりまく辺境の外には、識られざる神、禍なす外つ神がいると考えられた。
ただ四面が穏やかな海であるわが国では、そこは稀には客神の訪れてくるところであった。
また生活の上で、日常的にかかわる世界であった。
流れ寄る一顆の椰子の実にも、異郷への思いを馳せることができた。
ほのぼのとした、空明の世界であった。
果て知らぬ延長をもつ大陸の世界とは、おのずから異なるのである。

わが国では、海は「蘊み」(うみ)であり、「居み」(うみ)であり、「生み」であった。
あらゆるものを呑み、深く湛え、「生み」だすところであった。
しかし海に接することのない大陸では、そこは識られざる神の跳梁する、漆黒の世界であった。
それで彼らは、辺塞の地に髑髏棚を設け、塞(さえ)の神をおいた。
辺の旧字は邊、鼻を上にした髑髏をおく形、塞は呪器の工で出入を閉塞する形である。
それで彼らは、その生活の場所を超えて移動するときには、自らの氏族旗を掲げて行動した。
旅という字は、旗を掲げて歩む人たちの姿である。
旗には氏族の霊が宿る。異族の神、禍をなす神から身を護るために、彼らは氏族旗の
もとで行動した。

東アジア、すなわちユーラシアの東端に位置する中国には、海はなかった。
渺々(びょうびょう=果てしなく広いさま)としてひろく、無限の恵みをもたらす海はなかった。
東シナ海は、当時は黄河・淮水(わいすい)・長江の三大河が注いで、
それぞれ大きなデルタ地帯をなし、人の住むべきところではなかった。
彼らはこれを、海とよんだ。
海とは、晦、晦冥の地、暗黒の世界の意である。
海、晦は毎を声符とする字で、毎とは髪を大きく結いあげた女の姿である。
その髪に多くの飾りをつけると、毒となる。濃厚な、厚化粧の意である。
それで海とは、光の透徹することのない、重苦しい世界をいう。
それで、彼らのいう北海とはゴビ沙漠であり、西方は死の世界といわれる
タクラマカン砂漠であった。
また南海とは、長江の南に広がる渺々たる湖をいう。
中国の四辺は、いずれも異族異類の住む、また自然の形相もすべて異なるところの、
異境であった。それが四海、すなわち四晦、晦冥の地である。

古い地図を見ると、周辺には異郷感を漂わせる装飾が施されている。
しかし今ではこの地上に晦冥の地はない。
数知れぬ探査衛星が常時に地球をめぐり、軍事要地では車の動きまで
監査できるのである。
しかしそれで、地球はほんとうに開明の世界となったのだろうか。
すべての国、すべての民族が、ボタン一つで安住の地ではありえないという時代は、
むしろ地球の全体が、晦冥の地と化しているのではないか。

霽風明月(せいふうめいげつ)とは、心の至境をいう。
晦冥ののち、何れは霽風の日を来るのを待つ他はない。






カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 06:41 | comments(0) | - | -
杉山茂丸−夢野久作−杉山龍丸、そして満丸さんとお喋り談義の巻

 
歴史認識を広める仕掛けをしているんだが、本日は、夢野久作のお孫さんにあたる
満丸さんとお会いし、充実タイム。

杉本家三代=杉山茂丸−夢野久作−杉山龍丸 

を知らない人のためにも
ご紹介しまする。
(「つくし紫・文化塾  杉山五代を語る」より抜粋)


まずは、一番認知度が高いのは、
「ドグラマグラ」を筆頭に、数多くの小説を書いている

日本屈指の奇怪小説家・夢野久作。(1889〜1936)


その父上は、政界の大物フィクサーと言われた、杉山茂丸。
(1864〜1935)



東洋の国士とも呼ばれ、「其日庵(そのひあん)」を名乗った。
茂丸の父・杉山三郎平誠胤が開いた「敬止義塾」を手伝ったりしていたが
佐賀の変、西南戦争をうけ、16歳のときに

「天下のために家をつぶす」と豪語して家を出る。

上京後、藩閥政治の腐敗を憤り、長州閥の伊藤博文の暗殺を企てるも
逆に「国家のために働け!」と説得され、故郷の福岡に戻り
玄洋社の頭山満と親交を深め、型破りの国士としての半生を過ごす。

自らは官職も議席も持たず、生涯一浪人であったが、伊藤博文、山縣有朋、井上馨、
桂太郎、児玉源太郎、後藤新平ら、時の有力者と結んで、国政の舞台裏で活発に活動。

後進国であった日本の殖産振興のため、アメリカの金融王モルガンと交渉して
外資導入を計画(政財界の反対で実現せず)、日本興業銀行の基礎づくりに道をひらいた。
また、伊藤博文が立憲政友会を結成する際に、資金の一部を提供。
さらには、対露開戦や日露講和の工作、満州や台湾の開発プロジェクト、
日韓合邦、インドの独立支援を政財界、軍など幅広い人脈と連携しつつ民間から推進した。

一方、地元では九州鉄道(後のJR)の敷設や筑豊炭田の開発、博多築港事業の推進から
関門海底トンネルの計画にまで関わっている。
また茂丸が発行した玄洋社機関誌「福陵新報」は「九州日報」などを経て
現在の「西日本新聞」につながっている。



最後に、夢野久作の子供、杉山茂丸の孫にあたるのが

インド緑化の父・グリーンファザー、杉山龍丸。(1919−1987)



16歳のときに、祖父・茂丸、父・久作を相次いで失い
茂丸の遺言を受け取る。その内容は

「杉山農園の土地はアジアのために使え」

陸軍初の航空技術将校として中国、フィリピンを転戦し、陸軍少佐で終戦を迎える。
上京し、日本の伝統技術を学ぼうと来日していたインド青年と出会った後
インドのネール首相からの技術支援依頼があり、「国際文化福祉協会」を設立、
インド支援寄付金を募るなどする。

1962年に初めてインドを訪問。以降、砂漠化していた土地の国道沿い450kmに
ユーカリを植林し、ヒマラヤ山脈からの地下水脈を止めて、緑化と農地化を図る事業に
資財をなげうち、また5百万人余が死んだインド大飢饉(1965)の際には、
国連に救済・支援を直訴。台湾特産の蓬莱米のインドでの栽培にも努めた。

さらに、ヒマラヤ山脈の南すそにあり大崩落が続いていた
シュワリック丘陵(日本列島より長い3千km)の緑化に成功し、奇蹟!と言われた。
インドでは「グリーン・ファザー」と呼ばれ尊敬され、

「三万本の木を植えた日本人」として紹介された。


・・・・

いやはや、貴重なお話もたくさん聞けたし、4月5日にはハカタ語り部会で
杉山家三代の物語」を上映されるので、またの再会が楽しみです。

NHKのBSでやったドキュメンタリーなんだが、総合ではやってないらしいんだよね。
よって、メグは、見てない。。。。。


次のブログでは、満丸さんから聞いたお話のなかでも
ブログに書いても差し支えないだろう興味深いはなしもちょいと書こう。











生命の樹木は、どでかい
幅は、ぼくの両手をひろげて何人分かな
ぼくの手ときみの手と、あの人の手と、その人が大好物な人の手を
つなげて、何人分だろう

樹のなかを流れる水流は、たくましい
そして、繊細だ

その鼓動を、ちゃんと聞きたいと、とっても、思う
ひとりぼっちで何年いても
その鼓動が、ちゃんと聞けるひとが
ぼくの手ときみの手と、あの人の手と、その人が大好物な人の手と、

もっと確かさを帯びて、生命の樹木に、じゅんぐり連帯の環になれれば

風の、色は、わかるだろうし
空の、音にも、ジンジンする







カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 21:54 | comments(0) | - | -
「死を超える」白川静。威霊と、遊魂に関わる歌人・柿本人麻呂。


今日から、4月8日まで、福岡城さくらまつり。


公式サイトリンク

といっても、桜はまったく咲いちゃいないけどねー。

ああ、もう桜の季節か。花や草の色彩に酔い、迷子になる季節が
またもややってきておりますがな。。。。

っと、お濠をチャリチャリ通りつつ、図書館へゴー。

2ヶ月前から図書館で借りたい本があったのだが、ずっと返却されていなかった。。。が
やっとこ返却された!と連絡あり。

図書館で借りた本は、返却期限内に返却しようぜぃ!


落ち着かないから苦手なLOFTにも寄って、桜のレターシートと、はがきと、シールをゲット。
お手紙かくどー。

201203242039000.jpg


さっきまで、生きて在るということを魂の底に据えた
日本人の精神うんぬんについて長時間語っていたので
今宵は、久しぶりに白川静で、行こう。




『風の旅人』 2003年・創刊号より
白川静



「死を超える」

古代の人々にとって、死は再生であった。
夜の森に、眼を光らせて出没する鳥獣は、姿をあらわすことを拒否する、
霊の化身であった。時を定めて大挙して湖沼を訪れる鳥たちは、
故郷を懐かしむ死者たちの、里帰りである。
中国の古代の人々は、その池の中島に廟を立てて、そこを神都とし、
壁ようといった。壁はまるい池、ようは水と建物と(鳥)とを合わせた字である。
[詩経]には、その壁ようの祭祀を歌う詩が、数篇記録されている。

死後の世界が永遠であるがゆえに、古代の人々は、死者のために
壮麗な墓室を築いた。
我々の知らない姿で、霊は生活すると考えられたからである。
霊を不滅とする観念は、文身の俗を生んだ。
死者の男の胸には、文を、女の胸には、乳房をモチーフに
せき・爽の形をしるした。霊の脱出を防ぎ、他の邪霊が憑りつくことを恐れたからである。
新生の子の額にも、×印をつけた。
産がその字である。成年になるときにも、新しい加入儀礼が必要であった。
それで顔に文身を施して彦といった。
文がその文身である。成人の時にも、人は一たび死して、また生きるのである。

死者を後ろから支える形は、久、棺に収められれば○(はこがまえに、久)となり
柩となる。なぜ死者が久なのであろうか。
それは死によって、死を超えるからであると、古人は考えたのであろう。

死者が久遠であるという思考のあり方を証するものとして、もう一つの例をあげよう。
真(眞)は匕(化)と県との、会意の字である。
県は首を転倒した形で、顛死者をいう。いわゆる行き倒れである。
行き倒れがなぜ真であるかといえば、それは恐るべき威霊をもつからである。

一般の死者は、鳥にも獣にも化することができる。しかし顛死者は、化する道を
失っている。それゆえにそれは、目をいからあせて、恐るべき威霊を発揮する。
それを鎮めるために、人々は慎んで、これを祠の中におき、
玉を加えて填(王へん)とし、丁重に填めた。
それらの礼には、すべての眞の字形が含まれている。
しかしこれは、古代の中国だけのことではない。

柿本人麻呂といえば、宮廷歌人といわれるなど、尊貴な一のために歌を作った。
日並(ひなめし)・河島・高市・明日香皇女などの挽歌を作ったこの作者が
また水死した吉備津采女・狭嶺島の磯際の水死者、香具山や泊瀬山の変死者、
溺死せる出雲娘子らのために、皇族を葬るときのような長歌や短歌を作っている。
これは尋常のことではない。
人麻呂は遊部といって、遊魂のことにかかわる歌人であった。
これら不遇の死を遂げた霊は、その地に大きな禍を残す恐れがあった。
それで人麻呂は、いわば皇族待遇の礼をもって、その霊を弔ったのである。

それは久や真が、永遠、真実を意味するのと同じ意味をもつ。

死するということは、現実を超えるということである。
永遠なる霊の世界では、それは一の加入儀礼として意識されるものであった。




さてと、デザイナーさんところに遊びにいくべ。


カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 21:29 | comments(0) | - | -
病の淵でも眼光鋭い奈良男ジー様の”最期”@山と渓谷4月号

 
登山卍狂人☆奈良男じーさまファンの皆様!

『山と渓谷 4月号』 読みましたか?!?



右下に注目!
ブログにもコメントをいただいておりますトモさんの記事です!



奈良男ジー様が登山できなくなって、病院で寝ている姿があったのだが
鉛を飲み込んだように胸がズシーンとなった。。。


病の床に伏せても、なお、まなざしが強く生きている。


生来、病院や薬が大嫌いだった奈良男ジー様は、入院しても
からだに繋がれる器具を嫌がって外すものだから、
手にミトンをはめられて、それでも、器具を外す!

そして、衰弱し、自らで自らの生を自然に、できうる限り自然に、
最後まで自分の信念を貫くように、死を迎えた。。。。。


雑誌『山と渓谷』は1000円なのですが、
より奈良男ジー様の神髄を堪能するのであれば
山と渓谷社から発行されている

『信念  東浦奈良男 〜一万日連続登山への挑戦〜』

なんと!1500円!安い!
を是非とも、ゲットしてみてちょうだいな。




年齢で人生を決めている、シルバー層から
ゲームばっかりしているちびっ子まで!!!

侍魂がぎゅっと詰まった奈良男ジー様に関する唯一の本だじぇ!
一家に一冊レベルの、本であります。



そして、絵描きダチんこ☆キムランが書いた
奈良男ジー様の絵を、くっつきぼうし!



これ、奈良男ジー様のご家族に贈ったら、喜ばれるやろうね。


メグが書いたジー様は、もうこの世のものではない。。。。笑













湖底から、水疱が、うきあがる
ぽつ、ぽつ、と、じわじわの、様相か
じっとみていることと、きづいたらの、時間差攻撃で
感受は、強度の強弱差を、現してしまうんだろう

しずかに、しずかに
まだ、待つ時間があることは、幸福の印

目を充血するも、いいだろう
眠れない日々こそ、生きている証拠で
創ることに、死せんとするとき

くるおしく、あつく
まだ、在る時間があることは、幸福の印













カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 16:43 | comments(3) | - | -
追悼・吉本隆明 鬼籍に入る才人が増えていく。。。涙


持病痛が半年ぶりぐらいに起きてしまい寝ていたら少しは治まるか、とゴロゴロしていた本日。
ひどくなる前に病院に行くべきやな〜。ブツクサ

で、びっくり!

戦後の思想界に大きな影響を与えた、詩人で評論家の吉本隆明さんが
ついに逝去されました。御年・87歳。


メグの大切な本。



故・埴谷雄高さんについては書きまくっているんだけど
ついに、来るべきときはやって来て、吉本隆明さんも鬼籍入り。

この本で、埴谷・吉本両氏にユーモラスな質問をするページがある。
埴谷さんのお答えが、とくにお気に入りなのだが
吉本さんのページをご紹介します。

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若かりし頃の、吉本隆明。





◆最も深く影響を受けた作家・作品は?
ファーブル「昆虫記」、編者不詳「新約聖書」、マルクス「資本論」

◆戦後、最もつよく衝撃を受けた事件は?
じぶんの結婚の経緯、これほどの難事件に当面したことなし

◆最も好きな言葉は?
「ああエルサレム、エルサレム、予言者たちを殺し、遺されたる人々を石にて撃つ者よ、・・・」
(マタイ伝23の37)

◆書き出しが印象に残った小説は?
夏目漱石「野分」

◆プロ野球でひいきのチームか選手は?
阪神タイガース

◆いちばん好きな場所は?
映画館の中

◆好きなお祭りは?
根津権現のお祭り

◆最も記憶に残る駅は?
中央線辰野駅。さびしい駅だった

◆好きなミステリー小説は?
エラリー・クイーンの「Yの悲劇」

◆子供のころによく泳いだ場所は?
家の近くの海岸(東京・月島・佃島)

◆最も関わりの深い一曲は?
遼陽城頭夜は更けて・・・・。父親がこの曲をよく歌っていた。

◆もう一度生まれ変われたら何になりたいですか?
もうごめんだ!

◆得意料理は?
豚(ロース薄切り)の水たき
短冊に切った人参を芯にして白菜と肉とで大輪の花の形にする。
タレは、パセリとネギのみじん切り、からし、おろしタマネギを忘れずに。

◆記憶に残るプレゼントは?
父親手ずからつくってくれた洋ダンス。

◆一言でいうとどんな性格ですか?
戦闘的受動性

◆最も嫌いなタイプの人間は?
正義をたのみにする者、集団をたのみにする者

◆最後の晩餐には何を?
カレーライス

◆忘れられない別れは?
子供のとき塾へ通う為、急に近所の遊び仲間と別れてしまった事。

◆あの人に一言
わが敵たちに一言。「図に乗るな」。

◆お気に入りの一品は?
折りたたみ式眼鏡クリーナー

◆好きな言葉は?
ほんたうの考とうその考とを分けてしまへば、
その実験の方法さへきまれば
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)

◆お歳暮に欲しいものは?
ネジ廻し

◆身につけたいワザは?
とんぼ返り

◆あなたのラストヒーローは?
この辺りのボスであるネコのチャーリー。

◆いま、阻止してみたいものは?
進歩反動と保守反動

◆七夕の短冊に一言
けふすでに暮れぬ

◆月を見て一言
月天心貧しき町を通りけり

◆隣の家に一言
猫をよろしく。

◆自分が主人公でやってみたい役は?
猫廻しの親方(小道具はネコジャラが一本)

◆あの人へのクリスマスプレゼントは?
「まわりの野良猫」に「小屋」を。

◆一度してみたい冒険は?
土肥湾を泳いで横断。

◆わが家の習慣?
毎日毎日、テレビが放映されているあいだは、つけっぱなしにしておく。


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魔界にいる、埴谷さんと、仲良く談義してくださいませ。
なーむー。




カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 23:37 | comments(0) | - | -
死んでも若返る情熱宇宙戦艦★東浦奈良男じーさん。



たいがい絵を描くの時間かかるけど
今日中に、3時間以内で、書いた、敬愛なる去年の12月に死んだ
卍・老人、奈良男ジーさんの、メグのなかの、ジーさん。

とっても、大切やから。大切に描いた。
ちなみに、暴れすぎて、裏側、セロハンテープはっておったり。(実は、普通)



したいことをしたくて、したいことをする前に死んだジーさんは
したいことを、死んでもしたいのである。






惚れているやつの魂は、わかる。



まだ、まだ、やるぜ。




そして、ダチンコたちよ、この20年ぐらい、すんません。
5年ごと、改心しているけど。
似たもの同士やしな。









累数のまどろみだ、ここは

わたしたちすべては、いつでも、名残り
いつくしみ、いとおしみ、影を闇に溶かしていく

これから、のこしていく、少女と少年の話をしたい

ぼくらの清潔な欲望のひとかけらが
手をつなぐ、眉間にシワなありがたさや
のどをうるおす、ぴちぴちなスープや
こころの奥底に、だれもがもっている
土でできた瓦礫の

うらうちなんてない幾重年の情事
消して消されることのない
あい、の日常に

足止めをくらいながら
派手な世界の、ただなかで

歯止めのきかない、明日と、つながる血潮と、
ぼくらと、きみらと














カテゴリ:狂人礼賛レイヴ | 07:11 | comments(2) | - | -
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