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「信念・東浦奈良男〜1万日連続登山への挑戦」キターーーーーーっ

 
予約注文していた本が届き、一気に読了!
ちびっ子から老人まで、たっくさんの人に読んでいただきたい一冊です。
何度も紹介している、奈良尾ジーさまの人生の足跡。
ぐんぐん引きつけらること、間違いなし!


「信念・東浦奈良男〜1万日連続登山への挑戦」

ソウルライターの吉田智彦さん著。



奈良男ジー様の40冊を超える登山日記からの引用もあり、
山一筋でシャイな奈良男ジー様の、日記だから吐露している人間くさい部分やら
一歩一歩を大地にぐいっと踏みしめることの継続から生まれた
独自の哲学など、もう、メグのジーちゃんちゃうか!?と思うぐらいに近しく感じられる
もりもりの内容です。


奈良男ジー様の、日記。

印刷会社を退職してから、27年にわたる毎日登山の第一声。

以後の出勤先は、山となる。


その日記の頁に貼られているタグは

自由」。。。。


下の写真
左上>ビニールシートを貼って完全防水した菅笠。
「山、岳、峯、嶺、嶽」の言葉が書かれている。
右上>物干しハンガーとレジャーシートを組み合わせたザック。
中にはカッパのみ。食料も水ももたない。
右下>カスタマイズされたサンバイザー。
雨のときはビニールシートをひょいとかぶります。
左下>足を締め付けられるのを極度に嫌い、スニーカーはざくざくカット。




奈良男ジー様は、1984年、59歳から毎日登山を開始し、
去年の12月6日に86歳で永眠された。。。
その年の6月25日に、連続記録9738日で極度の衰弱により登山を断念している。

この本は、奈良男ジー様が亡くなるときまで追っていて
精神、情熱、老い、夫婦、、、、等、人生を経ていくことで変わるもの、変わらないものが
ジー様の確かな姿、歩みとともに書かれている。

ひたむきなることの強さ、人間くさい寂しさや期待や愛情。
人生とは。と、胸がギュウとなるとともに、己の身にもどして考えたくなる一冊だす。

ぜひとも、読んでみてちょ!!!ほんま、おすすめの一冊だ。



奈良男ジー様のことを知ってくれる人が一人でも増えることで
あの世のジー様が、須弥山や九山八海を、力づよくわくわくと登ってもらえることを願って!
(ジー様はなんてったって、九、という数字が好きだったんだから!)




今回は、連続登山をはじめて8年経ち、68歳にして
死ぬこともないかもしれん!というぐらい
疲れ知らずな体力と精神力をもつに到ったときの奈良男ジー様の日記の抜粋をば!


これを読むと、さらに、奈良男ジー様のこと知りたくなると思われるぞい!ニシシ


1990年11月14日 の日記より


力は外にあり体内にあらずと、なぜ、言わんのだろう。
力を抜く、無駄な力、余分な力は使わないと武道家はいうが、
もともと力は小さな人間にあらあすか。
力はないのである。
力は外にあったのだ。
これを利用、つまり吸うか吸わない、吸わなかったの違いや。
吸えば宇宙力が、宇宙力そのものとなる。
そこまでひょっとしたら考え及ばなかったのかな。
とすると、わしが古今を通じて初めて発見したのとちゃうか。一流の創始者かもしれん。

もともと、力は内になく、外にあったとは、ああこりゃこりゃ。
生命も又、無内有外。死も又、無内有外。
万物かくの如しやろ。
わしというもの、東浦奈良男も、もともとないもの、無内有外。
有外流は、どや。無内流。
無心、無我、空というのも同じことやが、表現文句の違いだけやが、
力はないと言い切った古人今人は読書歴50年の中にゼロやったと思う。

吸石流もいい。
大岩を持ち上げる時の吸力、大気力が発見。いや、これもないものか。
いやあ、発見もないものや。発見も外にある。
とすると大気流、わしは内になく、わしは外にいた。外がみな、わしである。
みんな外にいるのや。
この辺に、武道の極意、人生の極意がひそんでいるな。
すべてかわし、すべてあてる。
やられるか、やるか。やられるとは、恐れである。
やるとは勇気、吸気、やられずに、やる。これが武の本質やろ。
やられないには、やるものがなければならん。
やるものとは勝負もないもの。外にあるものや。
やるも外に、外をどうするかや。外の工夫。外の使い方一つか。吸い方一つか。
吸い方。口及。万事有外。早明、遅暗。早澄、遅濁。




カテゴリ:学問巡礼レイヴ | 20:25 | comments(6) | - | -
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コメント
ご丁寧なコメントをありがとうございます。

>> 6年計画の行動を起こし,完了後、計画の第二弾に入る

とのことですが、何をされるのか!?!!
耳打ちしていただきたいものです。

「狂気」とは、魂に忠実で、そこにはもう意志も超えて
やりたいらやっちゃう美しき世界を
ずっと、やってしまうことだとも思っております。

和田さまの、挑む逞しきまなざしを
陰ながら、応援しております。



| 和田さま←メイ | 2012/07/05 3:02 AM |
小雑誌の小さな特集でこのことを知った。早速、本を注文、明日に届くらしい。 読んでみる。小生、この秋に定年を迎え、6年計画の行動を起こし,完了後、計画の第二弾に入る。初心に戻るとでも言おう。「夢をかなえる 」と 一般の人は言うが、そうでなく初心なんだ。自分の生きているという原点と言えるだろう。 いろいろ人生を歩んでいつの間にか定年。金銭的には厳しい生活であるが 原点に返って進めるんだ。雑誌でこの件の事を知ってどうしても本を読んでみたくなった。 この件を知ったときに「狂気的」という言葉が浮かんだ。 でも ゆっくり考えると 以外にそうでもなように感ず・以外にシンプルな人のようにも思う。健康で達者な身体であったことはもちろん 。小生の持論に「人は弱いけど、強くもなれるんだ」と 似ているような気がしている。 本が届くのが楽しみ。自分もこのジー様の様な気質を持っているように感ずる。 ジー様の様、強固な意志でないけど。 自分の人生を考えてゆくうえで ジー様の生き方は大きな参考になるだろう。  
| 和田 | 2012/07/04 12:07 AM |
卍老人の世界へ、ようこそ。
北斎★画狂老人卍 からメグの卍老人好物は始まりました。

新石器時代のインドでも見られるという
卍。それは幸福の象徴。

いかなる道の卍であろうとも
よろし、くるおし、あっぱれ。
尊敬。

そして、その血潮を、ほんのちびっとでも
己が内に、おすそわけ。ほんの、ちっこりっとでも。


そして、メグは、たぶん初であろう
女子からのコメントに歓ぶのであったーーー。

| ゆうこさん←メグ | 2012/03/23 12:09 AM |
お邪魔致します。
山渓4月号でこの本に関する記事を読み
酷く心を打たれ
この本が欲しくなり
近所の山関連のお店や書店を探し回ったけれど
どこにも在庫が無かったので
近所の書店に注文した者です!
山ガールブームの昨今
身なりなど気にせず単独お山へ向かう私ですが・・
奈良男氏にシンパシーを感じてしまい
本が届くのが楽しみでなりません!!!
| ゆうこ | 2012/03/20 5:39 PM |
おつかれさまです。
『山と渓谷』4月号!楽しみです。
奈良男さんの日記、もっと覗いてみたいです。
言葉にしない気持ちの声を聞くと
さらに人間的魅力や、生きること老いやら情熱について
じわじわ沁みます。
| tomoさん←メグ | 2012/02/27 6:35 PM |
ありがとうございます!只今、さらに奈良男さんを伝えるにはどうしたらいいかを思案中です。そして、『山と渓谷』4月号には、アナザーストーリーの奈良男さんを書かせてもらっているので、そちらもよろしくです!
| Tomo | 2012/02/26 10:19 PM |
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